◆◆◆ 「木を植えた人」朗読会 ◆◆◆ |
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2004年5月24日にHOPモデルハウスを開放し、「木を植えた人」朗読会が開催されました。 HOPはこれまでに子供たちへの森に関する環境教育、講演活動、住まい塾など様々な環境問題へ取り組みを行い、NPO法人「森をたてようネットワーク」が立ち上がりました。 森が良くなれば川・海が良くなり、その水を使っている農業がよくなり、そして私たちの食する食物が良くなる。そして人間が幸せになる。 そういった活動の中で新しい出会いがあり、深く胸に残る「朗読会」を開催することができました。 30年以上にわたって一粒一粒どんぐりを植え続け、不毛の地を森に変えていった一老人の思い、そして作品を通して自然の大切さ、人間の偉大さを「朗読」というアコースティックな表現で想像力を喚起させられました。 その朗読会の模様をお届けいたします。 |
「木を植えた人」(こぐま社刊) 原作:ジャン・ジオノ 訳:原 みちこ |
<HOPモデルハウスにて> |
ある人が なみはずれた人物であるかどうかは 長い間にわたって その人を 見つづけることができたときに、 初めてよくわかる。 もし、その人の行動がたぐいまれな高潔さによるもので、 少しのエゴイズムもふくます、しかも見返りを求めないもの、 そして、この世に何かを残していくものであることが確かなら、 あなたはまちがいなく忘れがたい人物の前にいるのです。 |
~出演・プロデュースをしていただきました方々をご紹介いたします |
榊原 忠美 氏(さかきばら ただよし) 「木を植えた人」朗読を担当 1980年名古屋を拠点とする「劇団クセックACT}の結成に参加。 俳優として劇団活動の傍ら、新たな表現方法を求め、ソロ活動もしています。 杪谷 直仁 氏(ほえたに なおひと) 「木を植えた人」企画、照明等を担当 福井FM放送のディレクター、プロデューサー、タウン誌の編集長を経て、 現在はフリー活動。パソコンソフトの開発、企業の企画製作、コンサルティング 業務などの仕事をしています。 この朗読会は企画の段階から携わっています。 |
【活動について】 この作品を朗読する事を決めた時から、無償でやりたいと思いました。 営利を目的としない無私なところからでも、この作品に触れられたらと思ったのです。 そうすることで、少しは作品の本質に近づくのではないかとも考えました。 結果、この作品のために朗読会を開催してくださる多くの方は、無償で協力をしてくださいます。 この「木を植えた人」を聴きたいという、このことだけで集まってくださるのですその気持ちを少しでも多くの方と共有したく、今後も活動を続けていきます。 1999年より開始して6年目の現在、120回の朗読回数を数えています。 |
2005年「木を植えた人」朗読会in旭川は>>>こちらから |