◆◆◆ 「木を植えた人」朗読会in旭川 ◆◆◆ |
5月17日、18日の二日間にわたり、旭川にて「木を植えた人」の朗読会を開催致しました。朗読会との出会いは、昨年5月、私たちが「森をたてようネットワーク」を立ち上げる直前に、ハウジングオペレーションの社員研修としてHOPモデルハウスで講演をして頂いたのがご縁で、NPOの活動に深い理解と地域的な距離をものともしない交流を深めてきました。 朗読者は、名古屋を拠点に活躍している俳優の榊原忠良さん。照明担当の杪谷直仁さんと、衣装担当の橋本唯美さんが一緒に、ボランィアで各地を精力的に飛び回っています。今回、旭川での朗読会は、二日間で4講演というタイトなスケジュールでしたが、榊原さんたちスタッフのコーディネイトを森をたてようネットワークが引き受け、実現に至りました。そして、この朗読会を成功させたいというスタッフをはじめ、関係者、参加者の強い気持ちがついに実を結んだ結果でした。講演の様子をお写真と一緒にご報告いたします。 |
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17日 昼の部 EAU VERT minoru'sにて
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いよいよ朗読会の始まりです。森をたてようネットワーク事務局長三室よりご挨拶。右側にいらっしゃる方が朗読者の榊原さんです。 |
朗読会の後は、スタジオシンフォニカの畠中氏によるフルートの演奏。会場設営も素敵で、フルートの音色と照明が織り成す空間デザインはとても神秘的でした。 | 朗読会の後は参加者の皆さんと一緒に懇親会を行いました。杪谷氏よりご挨拶。 ~ 緑の輪がさらに広がりました ~ |
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17日 夜の部 ときわ市民ホールにて
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朗読が始まるのを今か~と待ちわびる時間。 |
ろうそくのあかりが優しく会場を灯します。 |
朗読後、榊原氏よりご挨拶。 |
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18日 旭川の中学校 にて ◆◆◆ |
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これから何が始まるのか、皆さんのドキドキとワクワクがこちらにも伝わってきました。 |
朗読が終わると生徒さんたちからは大きな拍手が沸きあがりました。榊原氏の朗読はその場その場で雰囲気が異なります。中学生のみなさんが飽きないように、興味をより持ってくれるように、と考えられているのです。 | 生徒さん達から榊原氏へ花束が贈られました。
朗読会を通じて出会うたくさんの人々。
その温かい協力と笑顔にふれるにつけ、人の輪の大切さを実感します。そして、NPO森をたてようネットワークも「木を植えた人」がそうしたように、少しずつ確実に緑の輪を広げていきたいと思います。 |
◆◆◆ 本の紹介 ◆◆◆
長い間にわたって その人を見つづけることができたときに、 初めてよくわかる。
少しのエゴイズムもふくまず、しかも見返りを求めないもの、 そして、この世に何かを残していくものであることが確かなら、あなたはまちがいなく 忘れがたい人物の前にいるのです。 |
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「木を植えた人」(こぐま社刊)
原作:ジャン・ジオノ 訳:原 みちこ |
~ 出演・プロデュースをしていただきました方々のご紹介 ~ |
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榊原 忠美 氏(さかきばら ただよし) 「木を植えた人」朗読を担当 1980年名古屋を拠点とする「劇団クセックACT}の結成に参加。 俳優として劇団活動の傍ら、新たな表現方法を求め、ソロ活動もしています。 杪谷 直仁 氏(ほえたに なおひと) 「木を植えた人」企画、照明等を担当 福井FM放送のディレクター、プロデューサー、タウン誌の編集長を経て、現在はフリー活動。パソコンソフトの開発、企業の企画製作、コンサルティング 業務などの仕事をしています。この朗読会は企画の段階から携わっています。 橋本 唯美 氏(はしもと ゆみ) 「木を植えた人」衣装担当 「玄」デザイナー。玄について、詳しくは>>こちらからどうぞ |
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【活動について】 この作品を朗読する事を決めた時から、無償でやりたいと思いました。 営利を目的としない無私なところからでも、この作品に触れられたらと思ったのです。 そうすることで、少しは作品の本質に近づくのではないかとも考えました。 結果、この作品のために朗読会を開催してくださる多くの方は、無償で協力をしてくださいます。 この「木を植えた人」を聴きたいという、このことだけで集まってくださるのですその気持ちを少しでも多くの方と共有したく、今後も活動を続けていきます。 1999年より開始して6年目の現在、172回の朗読回数を数えています。 |
2004年「木を植えた人」朗読会は>>>こちらから |