NPO法人|森をたてようネットワーク




京都東山三十六峰のひとつ、善気山の山麓にある法然院さまのご協力を得て、「木の国のこれから」を考える
HOP"森の教室in法然院"。 第3回目を、2007年11月23日開催いたしました。 その様子をご報告します!
【日時】 2007年 11月23日(金・祝)
【場所】 法然院 本堂(京都市左京区鹿ヶ谷)


 詳しい地図はこちら


第3回HOP森の教室in法然院ゲストとしてご講演いただきました立松和平様が、2010年2月、
62歳でご逝去されました。故人のご功績を偲び、謹んで心からのお悔やみを申し上げます。
 

「"古事の森"をつくる心」 立松 和平 (作家)

神社仏閣などの修復に使えるような大きな木を、何百年もの時をかけて育てる"古事の森"運動を行っている作家の立松和平さんに、その活動の原点となった足尾鉱山跡地への植林の話も交えてお話いただきました。
一人ひとりは大きなことはできなくても、できることを続けていくこと、それが
いつか実を結ぶのですとのお言葉に、大きな勇気をいただきました。
      「21世紀を緑の時代に」

   
左から、 天野礼子さん(アウトドアライター)、 立松和平さん(作家)、 梶田真章さん(法然院貫主)、 石出和博(当NPO理事長)
 皆様のプロフィールを こちらでご紹介しています。

パネルディスカッションでは、アウトドアライターの天野礼子さんを進行役に、立松さん、法然院貫主の梶田真章さん、そしてNPO法人森をたてようネットワーク理事長で建築家の石出和博をパネラーとして、意見交換を行いました。
日本の森のことを真剣に考え、できることから実践している方々ですので、お話にも説得力がありました。
石出理事長からは、国産材を使っていることを分かりやすく示すため、認証材を利用しているHOP(ハウジングオペレーション)の取り組みが紹介されました。今の町並みがどこも同じに見えてしまうという立松さんのご意見に、改めて家づくりはその土地の文化をつくることなのだと感じられるのでした。


これまでの講演の様子はこちらから!
>>> 第1回 HOP森の教室in法然院(ゲスト:千宗室様)
   第2回 HOP森の教室in法然院(ゲスト:C.W.ニコル様)<<<

第1回 HOP森の教室in法然院の様子


<主催> NPO法人 森をたてようネットワーク
info@mori-net.org
  
<後 援>
林野庁近畿中国森林管理局  北海道  京都市  (社)京都モデルフォレスト協会  日本経済新聞社
京都新聞社  きょうとNPOセンター  NHK京都文化センター  京都北海道クラブ  ハウジングオペレーションInc.