2005年7月2日開催のブルーベリー植樹祭が北海道新聞・空知タイムス・プレス空知に掲載されました |
北海道新聞 |
北の京芦別の試験栽培用地で準備作業に励む「森をたてようネットワーク」のスタッフ |
【芦別】芦別出身の 建築家、石出和博さん=札幌市=が理事会長を務める民間非営利団体(NPO法人)「森をたてようネットワーク」(札幌)が、 北の京芦別などでブルーベリーの試験栽培に乗り出す。地元企業と提携した事業家を目指す。二十四日には関係者が芦別入りし、七月二日に北の京芦別で行う植樹祭の準備に汗を流した。(小池伸之) ブルーベリーは視力回復に効果があるとされる成分アントシアニンを含み、健康食品として注目を集めている。石出さんは、ブルーベリーの世界的産地のカナダと芦別の気候が似ている点に着目。観光振興や、食品産業の育成を視野にいれた「ブルーベリーの里」構想を芦別の経済関係者らに提案し、試験栽培の実施にこぎつけた。 計画では、二年苗の「パトリオット」、三年苗の「ブルーヘブン」など、四種類の苗木約百五十本を北の京芦別の「北海道大観音」下の遊休地に、また、十本程度をカナディアンワールド公園にも植える。 三室芳江事務局長ら同法人の二人は二十四日、北の京芦別を訪れ、地元関係者らと二人は二十四日、北の京芦別を訪れ、地元関係者らと約四百五十平方㍍の栽培用地で苗木を植える穴掘りに汗を流した。道立花・野菜技術センター(滝川)の職員も駆けつけ、栽培の注意点を説明した。 七月二日の植樹祭は午前十時半から。法人メンバー約二十人のほか、芦別商工会議所の会員らも参加予定。三室事務局長は「一緒に芦別を元気にしましょう」と市民の参加を歓迎している。参加費千円。昼食、スコップ、軍手は各自用意。詳細は、芦別商工会議所(電話:0124-22-3444)へ
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空知タイムス |
芦別をブルーベリーの里にしよう-と、芦別出身の建築家・石出和博さんが理事会長を務めるNPO(民間非営利団体)法人「森をたてようネットワーク」(本部・札幌)が中心になって7月2日午前10時30から、北の京芦別の北海道大観音下敷地で、ブルーベリーの植樹祭を行なう。
同ネットワークは、3年前、野花南地区に500本、昨年はカナディアンワールド公園に220本の樹木を植樹するなど「森づくり」に奔走している。 石出さんの芦別ブルーベリーの里構想は、ブルーベリーの特産地・カナダの気候と芦別の気候が似ていることと、カナディアンワールド公園の価値を高めるとともに、芦別の特産品にしようと、同公園を管理している市にブルーベリーの試験栽培を提案したところ、植樹後のシカ被害や水、土壌確保などで「管理できない」と難色を示した。 この話を聞いた北の京芦別の石垣志郎社長が、敷地内での試験栽培協力に名乗りを上げ、「将来はブルーベリーの観光農園を目指し、北の京芦別の新しい観光目玉にしたい。また、栽培のノウハウを培い、これを、農家の人に教えて、芦別の新しい特産品に育てたい」と石出さんの夢実現に全面協力することになった。 同ねっとワークによると、今回は「パトリオット」「ブルーレイ」「シグネクト」「ブルーへブン」の4種類の2年と3年の苗木100本から150本を試験栽培するとのこと。 今回は北の京芦別のほか、カナディアンワールド公園でも栽培できるか見極めるため10本試験栽培する。植樹祭の2日、同ネットワークのメンバー約25人が札幌から訪れるほか、商工会議所、木材協会、観光協会関係者ら合わせて約60人が参加し、午前10時半からの開会式のあと、大観音下の右側の緩やかな斜面に縦60センチ、横60センチ、深さ30センチの穴を堀り、ここにこけの堆積物を加工して作った園芸用土(ピートモス)を入れて、苗木を植える。なお、植樹後の水の世話や、冬囲いなどの日々の手入れは、北の京芦別で行なうが、同ネットワークも年に数回、イベントとして手入れや、収穫祭など企画している。 芦別ブルーベリーを育てる費用として、千円の参加費を徴収する。当日参加者は昼用おにぎりとスコップ、軍手を持参。主催者から豚汁が提供される。 |
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プレス空知 |
【芦別】札幌に本部があるNPO法人の「森をたてようネットワーク」(石出和博代表)は、7月2日午前10時半から北の京芦別・大観音下の敷地で「ブルーベリー植樹祭」を行なう。 石出代表は、芦別市出身の建築家で、ハウジングオペレーション(本社・札幌)社長として札幌や、京都、横浜などを拠点に活躍。3年前には、市内野花南町で第一回目の植樹を行なったのに続き、昨年は、カナディアンワールド公園内にアカエゾマツなど、7品種220本を植樹し、同公園内の協会や教室を同ネットワーク活動拠点の一つとして位置づけた。 同ネットワークは、芦別の産業として、ブルーベリーの栽培を考案。カナディアンワールド公園内でのブルーベリー試験栽培を計画し、市に提案したが、栽培場所の確保や、土壌問題に加え、シカによる被害問題などが浮上。「市として管理できない」と栽培の協力に難色を示されたため、今回は同公園内に10本だけを植樹することにした。 しかし、「ブルーベリーを新しい観光の目玉にしたい」とブルーベリーの試験栽培計画に、協力的な姿勢を見せていた北の京芦別の石垣志郎社長が、北海道大観音周辺の敷地を提供。ブルーベリー栽培計画のスタートとなる植樹が実現した。 当日植樹祭には、同ネットワークのメンバーら約20人と、共催の芦別商工会議所、木材協会、観光協会の関係者ら60ほどが参加。植樹するブルーベリーの苗木は「パトリオット」「ブルーレイ」「シグネクト」「ブルーへブン」の4種類。いずれも2~3年の苗木で、規定の穴(縦・横60センチ、深さ30センチ)を堀り、ピートモスを入れて100~150本を植える。 なお、当日の植樹祭には誰でも参加できるが。参加費は1000円。参加者はスコップ、軍手、雨具、おにぎりを持参すること。昼食には豚汁が用意されている。また、植樹祭で余った苗木は、1本1,500円で販売もする。当日は、午前10時半から北海道大観音下で開会式を行い、11時半から植樹を開始する。 参加申込み、お問い合わせなどは芦別商工会議所(TEL0124-22-3444)【沢田忠良】 |
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